回転

映画『回転』の画像

戦慄の映画美!生死の境をこえて迫る恐怖の回転!

前置き

本記事では映画『回転』の作品情報、あらすじ、解説、評価、おすすめポイントを紹介しております。ネタバレ?それはとどのつまり主観の相違です。

スポンサーリンク

作品情報

原題The Innocents
製作1961年/イギリス
上映時間100分
監督ジャック・クレイトン
出演デボラ・カー
マーティン・スティーヴンス
パメラ・フランクリン
備考英国アカデミー賞作品賞(総合・国内)ノミネート(1961)

あらすじ

郊外の屋敷で暮らす幼い兄妹の家庭教師として雇われたミス・ギデンス。そこで彼女は怪しい男女の人影をたびたび目撃し、それはかつてこの屋敷に雇われていた使用人の霊だと考え、幼い兄妹を守るために悪霊たちとの対決を決意するのだったが……。

解説と評価

ヘンリー・ジェイムスの心理小説『ねじの回転』を原作に、巨大な屋敷の内部に巣食っているかもしれない霊の存在に神経を掻きむしられていく女性の気も狂わんばかりの右往左往を描いた、一部のホラーマニアにはカルト的人気を誇る心霊サイコスリラーです。

お城のような屋敷のなかで華麗な衣装をたなびかせ、ロウソクの灯りに照らし出された黒と白のコントラストが浮かび上がり、遠巻きにジッとこちらを見つめているような亡霊どもの無言の視線が突き刺さる、「美しい」と表現してもまったく差し支えないような見事なまでのゴシックホラー。

しかもただの「幽霊怖い」映画ではない。心理小説の名作と誉れ高い『ねじの回転』を原作とした本作は、その幽霊なる存在によって行き遅れた過敏な精神をグチャグチャに掻き乱される、売れ残りババアの狂気へと迫ったサイコスリラーとしても一級品なのだ。

そんな神経過敏ババアを演じるデボラ・カーの顔芸は是非ご堪能していただきたいし、彼女が守ろうと決意した幼い兄妹の可憐さの裏に隠した邪悪さにもイラつきムカつき必至で、つまりは問答無用に面白く、美しく、不気味に、悲しい、傑作中の傑作ホラーなのであります!

この映画を観終わっても答えはないかもしれない。しかし明かされない答えを探して沼の奥底へと沈み続けるのもまた、乙なもんやとワテは思いますねん♡

評価
5.0

おすすめポイント

  • カルトホラーの監督としても名高い撮影監督フレディ・フランシスによる徹頭徹尾ゴシックホラー!
  • とにかく名優デボラ・カーの一挙手一投足に注目!
  • いったい何が正解だったのかわからなくなり絶望へと叩き落されるラストに括目!

(C)2016 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

心霊
スポンサーリンク
HB

HBです。固くも柔らかくもないちょうどいい奴です。ホラー映画ばっか観ているホラー映画バカで、お肉が大好物。

HBをフォローする
HORROR-BAKKA