マングラー

映画『マングラー』の画像

血に飢えたマシーンが、恐怖となってこの世に目覚めた。

前置き

本記事では映画『マングラー』の作品情報、あらすじ、解説、評価、おすすめポイントを紹介しております。ネタバレ?それはとどのつまり主観の相違です。

スポンサーリンク

作品情報

原題The Mangler
製作1995年/アメリカ
上映時間107分
監督トビー・フーパー
出演テッド・レヴィン
ロバート・イングランド
ヴァネッサ・パイク

あらすじ

ニューイングランドの小さな田舎町を牛耳る超ブラック洗濯工場“ブルーリボン”。その中央に鎮座する悪魔の巨大プレス機“マングラー”は、美しき処女の生血によって血の味に目覚め、血を、肉を欲して近寄る人間風情を次々に捕食していくのだった……。

解説と評価

スティーヴン・キングの短編小説『人間圧搾機』を、『悪魔のいけにえ』のトビー・フーパーが監督し、『羊たちの沈黙』のテッド・レヴィン、『エルム街の悪夢』のロバート・イングランド共演によって映画化した、1990年代の隠れた傑作トラウマホラーです。

本作がトラウマ映画たるゆえんは、駆動部がむき出しになった存在そのものが凶器といえる悪魔の巨大プレス機マングラーが、次々に人を呑み込んでしまいには折り畳んでしまうという、振りきれた人体破壊のグロ祭りにあるとも言えますが、実はそれだけではありません。

真に恐ろしいのは、強欲なワンマン社長による劣悪な労働環境下でブラック極まりない苦役を強いられる最底辺労働者たちの血と汗と涙がトラウマ以外の何ものでもないのだ!

真に恐ろしいのはこれが常態化した非現実的な現実であり、それによって成立する腐敗した町の構図であり、そんな世界で生きる狂った勝者とすでに死んだような敗者であり、その図式は永遠に変わりようがないという絶望こそがトラウマなのだ!

そんなトラウマ世界を、徐々になんでもありで意味不明なオカルトパワー満載でガシャンコガシャンコ駆け抜けて、現実と異世界を地続きにしてしまったトビー・フーパーの剛腕鉄腕。個人的には『悪魔のいけにえ』『スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火』に続く傑作やと思ってますねん♡

評価
4.0

おすすめポイント

  • 悪魔の巨大プレス機マングラーの圧倒的存在感!(最後にはこいつがなんと…)
  • ロバート・イングランド演じる悪徳社長ガートレーのフェティシズム!
  • デタラメ悪魔祓い儀式にあなたの胃腸はベラドンナ!

(C)1994 INVESTEC BANK LIMITED

オカルト
スポンサーリンク
HB

HBです。固くも柔らかくもないちょうどいい奴です。ホラー映画ばっか観ているホラー映画バカで、お肉が大好物。

HBをフォローする
HORROR-BAKKA