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ゴーストランドの惨劇

映画『ゴーストランドの惨劇』の画像

観はじめた瞬間から、あなたは“悪夢の家”の罠にはまる―。

前置き

本記事では映画『ゴーストランドの惨劇』の作品情報、あらすじ、感想と評価、おすすめポイントを紹介しております。ネタバレ?それはとどのつまり主観の相違です。

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作品情報

原題Ghostland
製作2018年/カナダ、フランス
レイティングR15+
上映時間91分
監督パスカル・ロジェ
出演エミリア・ジョーンズ
テイラー・ヒックソン
クリスタル・リード
アナスタシア・フィリップス
ミレーヌ・ファルメール

あらすじ

新居へと引っ越して来たその初日に、謎の暴漢二人組によって襲われたシングルマザーのポリーンと、娘のヴェラとベス。16年後、家を出てホラー作家として成功したベスのもとに、姉ヴェラからただならぬ様子の電話が入り、心配したベスは惨劇の記憶がまだ残るあの家へと久々の帰郷を果たすのだったが……。

感想と評価

理不尽きわまりない惨劇の舞台となった古ぼけた悪夢の家を舞台に、その家へと囚われたふたりの姉妹の恐怖と逃避と戦いを描いたバイオレンスサイコスリラーです。

監督はトラウマフレンチホラー『マーターズ』のパスカル・ロジェで、出演は『ブリムストーン』のエミリア・ジョーンズ、『スカイライン-征服-』のクリスタル・リードなど。

ホラー好きを公言しておきながら、実は『マーターズ』も『トールマン』も未見な私にとっての初パスカル・ロジェ作品となった『ゴーストランドの惨劇』。

ですので、彼の過去作と比較してどーのこーのと能書きたれることはできないのですが、初めて観た印象としては残酷さと美の同居、いや残酷さのなかに美を忍ばせて、というか残酷さと美を等価として描いているとでも形容したらいいのか、とにかく容赦ない残酷描写がやがて美しい何かを生み出しているような不思議な作風でしたね

ただ作劇としてはあまりハマらなかった印象で、本作の仕掛けはあえてなのか本気の結果なのかはわかりませんが、勘のいい人なら瞬間的に気づく正直面白みのない仕掛けで、早めのネタばらし後の展開も既定路線。

テーマとしてやりたいこと、女性の抑圧と解放、そして創造することの弱さと強さはちゃんと伝わってくるのですが、作劇としての基本的面白さに欠けるのでどうにもすべてが弱いのですよね。

まあ初パスカル・ロジェということで期待値が上がりすぎてたのかなぁ?とも思いますが、残念ながら世評ほど私にはハマりませんでした。

悪魔のいけにえ』や『シャイニング』などの定番ホラーからの引用、フレンチホラーの盟友『ハイテンション』との相似性、主人公ベスに投影した自身の姿など、本作がパスカル・ロジェにとってのホラー映画賛歌だということは理解するものの、なんかこれ自体も私には安易に映っちゃうのよねぇ。

ホラー映画を、自分がこれまでやってきたことを、またこれからやることを、全面肯定したあの最後のセリフは、同じ変態としてなかなかどうして気分は良かったですけどね♡

HORROR-BAKKA的評価
2.0
世間様の評価(Filmarks調べ)
3.7

おすすめポイント

  • 一切の会話も、交渉も、理屈も通用しない理不尽きわまりない暴力のおぞましさに震えろ!
  • 美少女の顔面をパンパンに腫れ上がらすまさに美と醜!
  • 最後にはちゃんとおしっこまで描写するシミの美しさは変態の眼福よね♡

DVD&Blu-ray

VOD/動画配信

ゴーストランドの惨劇』が配信されているVODはこちら(2021年2月現在。最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください)。

予告編動画

不条理な暴力と恐怖と痛みでトラウマ必至!ホラー映画『ゴーストランドの惨劇』予告編

(C)2017-5656FILMS-INCIDENT PRODUCTIONS-MARS FILMS-LOGICAL PICTURES

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