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スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火

映画『スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火』の画像

鬼才トビー・フーパーの新たなる挑戦!

前置き

本記事では映画『スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火』の作品情報、あらすじ、感想と評価、おすすめポイントを紹介しております。ネタバレ?それはとどのつまり主観の相違です。

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作品情報

原題Spontaneous Combustion
製作1990年/アメリカ
レイティングG
上映時間97分
監督トビー・フーパー
出演ブラッド・ドゥーリフ
シンシア・ベイン
ジョン・サイファー
メリンダ・ディロン
ウィリアム・プリンス
デイ・ヤング

あらすじ

1955年、ネヴァダ砂漠の水爆実験場で行われた放射能耐性実験。被験者となった若い夫婦はのちに全身から炎を吹き出して絶命したが、彼らはひとりの男児をもうけていた。34年後、その事実を知らされずに成長した高校教師のサムは、やがて自らの身体に秘められた恐ろしい力に翻弄されることとなる……。

感想と評価

水爆実験にともなう科学の暴走により、他人はおろか自分自身の身体からも猛烈な炎を吹き出す特異体質になった青年の、怒りと悲しみと愛の放射熱線を描いたSFホラーです。

監督は『悪魔のいけにえ』『マングラー』のトビー・フーパーで、主演は『チャイルド・プレイ』の中の人ブラッド・ドゥーリフ、共演には『パンプキンヘッド』のシンシア・ベイン、『巨大生物の島』のジョン・サイファーなど。

東宝特撮怪獣映画の大ファンであるトビー・フーパーが、愛してやまない傑作『ゴジラ』へとオマージュを捧げた作品らしいのですが、その熱い愛情が燃え上がりすぎたせいで世にいう珍品、一部マニアのあいだではトンデモ傑作として崇められている、なんとも両極端な作品です(私はもちろん後者よ♡)。

何が珍品だって、物語がガッバガバすぎてちょっと何言ってるのかホントわからない状態で、「何をやっているの?何を言っているの?あんた誰?お前とあんたはどういう関係?」ってな具合で、頭に「?」が終始浮かび続けている、ある意味では超難解映画ともいえるのです。

しかし、そんなケツの穴のちいせー話は実は問題ではありません。

本作『スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火』(覚えさす気ゼロタイトル)には、そんな肛門問題をゲリ飛ばす文字通り熱く燃えがる炎のようなパワーが充満しており、その源となる圧倒的なビジュアルのカッコよさ、出演陣の無駄な熱演、異形が抱える怒りと悲哀と愛に、笑って笑ってちびっと泣いて最後にまた爆笑することは必至!

つくづく映画ってロジックではなくて、それを超えたところで生まれる何かしらのパワー、エナジー、熱量なのだと気づかせてくれるトンデモ傑作として、私は本作が大好きなのです。

終始何かにイラつき、怒り、その力を爆発させてあらゆるもの(自分自身すら)も盛大に燃え上がらす、チャッキーの中の人ブラッド・ドゥーリフの熱演怪演放射熱線に秘められた、怒り、悲しみ、そして愛が、ゲラゲラ爆笑しながら泣けてきてホントに大好きなのです。

そんな本作をみんなにも大好きになってほしいので、未見の人は絶対にミテヨネ♡

HORROR-BAKKA的評価
4.0
世間様の評価(Filmarks調べ)
3.6

おすすめポイント

  • 身体が燃えるというよりかは身体から炎が噴き出す熱い演出に燃え上がれ!
  • 運命を操られてしまった男の悲哀、怒り、そして愛に、ゲラゲラ笑ってオイオイ泣け!
  • しまいには荒唐無稽な物語のツッコミどころさえ愛おしくなってくるの♡

DVD&Blu-ray

VOD/動画配信

スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火』を配信しているVODは現在ありませんので、TSUTAYA DISCASによる宅配レンタルがおすすめ(2021年2月現在。最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください)。

TSUTAYA DISCAS(レンタル)

予告編動画

11/29リリース『トビー・フーパー監督作 人体自然発火/スポンティニアス・コンバッション HDマスター版』DVD&BD予告編

(C) 1989 VOSC / Black Owl Venture.

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HB

HBです。固くも柔らかくもないちょうどいい奴です。ホラー映画ばっか観ているホラー映画バカで、お肉が大好物。

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